土木工事と建築工事の違いを徹底解説!

皆さんこんにちは。群馬県桐生市を拠点に、群馬県・埼玉県でご家庭の外構工事や公共工事を手がけている塚本建設です。


皆さんは土木工事と建築工事の違いを知っていますか?

私たちの生活は、この二つの工事で成り立っているといっても過言ではありません。

名前の違いだけで実際にどのような違いがあるのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?


この記事では、土木工事と建築工事の違いについて、それぞれの建設対象、工法、用途に分けて解説させていただきます。


土木工事と建築工事


土木工事と建築工事の定義


・土木工事

土木工事とは、自然や社会に必要な土木構造物を築造する工事です。

土木構造物とは、道路、橋梁、トンネル、港湾、空港、都市防災施設など、人々の生活や社会を支える基盤となるものを指します。


土木工事をする目的は、人々の生活や社会の安全・安心、快適・便利を実現することです。そのため、土木工事は、道路や橋梁などの交通インフラ、ダムや堤防などの水利施設、港湾や空港などの交通拠点、都市防災施設などの防災施設など、さまざまな社会インフラを整備するために行われます。


・建築工事

建築工事とは、人々の生活や活動に必要な建築物を築造する工事です。

建築物とは、住宅、マンション、オフィスビル、商業施設、工場、学校、病院、公共施設など、人々の生活や活動を支える施設を指します。


建築工事の目的は、人々の生活や活動の場を提供することです。

そのため、建築工事は、住宅やマンションなどの居住施設、オフィスビルや商業施設などの業務施設、学校や病院などの公共施設など、さまざまな施設の建設のために行われます。


それぞれの建築対象は?


土木構造物とは?

土木構造物とは、自然や社会に必要なものを支え、機能させるために築造される構造物です。具体的には、道路、橋梁、トンネル、ダム、港湾、空港、都市防災施設、上下水道施設、電力施設、通信施設、情報施設、環境施設など、人々の生活や社会を支える基盤となるものを指します。


建築物とは?

建築物とは、人々の生活や活動の場として建造された構造物です。具体的には、住宅、マンション、オフィスビル、商業施設、工場、学校、病院、公共施設など、人々の生活や活動を支える施設を指します。


工法の違いについて


土木工事の工法

・土工

土工とは、土を掘削、盛土、締固め、舗装する工法です。道路や河川の築堤、トンネルの掘削、建築物の基礎工事など、土木工事の基礎となる工法です。


・コンクリート工

コンクリート工とは、コンクリートを打設、養生、仕上げを行う工法です。橋梁、ダム、水門、護岸、建築物の構造躯体など、建築物の基礎となる工法です。


・鋼構造物工

鋼構造物工とは、鋼材を加工、組立、溶接する工法です。橋梁、鉄塔、高層ビル、工場などの構造躯体に用いられます。


・舗装工

舗装工とは、道路や駐車場、歩道などに舗装材を敷設する工法です。車両や人々の通行の安全性や快適性を向上させるために用いられます。


・橋梁工

橋梁工とは、河川や谷などの障害物を跨ぐ橋梁を建設する工法です。鋼橋、コンクリート橋、木橋など、さまざまな構造の橋梁が建設されています。


・トンネル工

トンネル工とは、山や地中などの障害物を貫通するトンネルを建設する工法です。道路トンネル、鉄道トンネル、水道トンネルなど、さまざまな用途のトンネルが建設されています。


土木工事の工法は他にもありますが、土木構造物の種類や用途によって変化させたり、組み合わせる必要があります。


建築工事の工法

・基礎工事

基礎工事とは、建築物の荷重を地盤に伝えるための工事です。地盤調査、地盤改良、支持杭工事、基礎の型枠工事、コンクリート打設など、建設の基礎となる重要な工事です。


・躯体工事

躯体工事とは、建築物の骨組みとなる部分を築造する工事です。鉄筋コンクリート造、木造、鉄骨造など、構造物の主要となる工事です。


・外装工事

外装工事とは、建築物の外側を仕上げる工事です。外壁工事、屋根工事、サッシ工事、塗装工事など、こだわるほどオシャレになります。


・内装工事

内装工事とは、建築物の内側を仕上げる工事です。床工事、壁工事、天井工事、建具工事、電気工事、設備工事など、こだわるほど生活しやすくなります。


・設備工事

設備工事とは、建築物に必要な設備を設置する工事です。給排水設備工事、空調設備工事、電気設備工事、防災設備工事など、生活するためには必要不可欠な工事です。


建築工事の工法は、建築物の種類や規模によって、さまざまな組み合わせで用いられます。


二つの工事が使用されている主な場所は?


土木工事の用途

・交通インフラ

道路は、人や物資の移動を支える最も基本的な交通インフラです。

道路工事には、道路の新設や改修、舗装工事、橋梁工事、トンネル工事などが存在します。


橋梁は、道路や鉄道が河川や谷などの障害物を跨ぐために必要な構造物です。橋梁工事は、鋼橋、コンクリート橋、木橋など、普段あまり目にできない工事です。


トンネルは、山や地中などの障害物を貫通する構造物です。

トンネル工事は、道路トンネル、鉄道トンネル、水道トンネルなど、生活の便利さを叶えてくれる工事です。


・水利施設

ダムは、洪水の防止や水資源の確保のために築造される構造物です。ダム工事は、ダムの本体工事、導水工事、放水路工事など、水害対策のために必要不可欠な工事です。


堤防は、洪水から人や財産を守るために築造される構造物です。堤防工事は、堤防本体工事、護岸工事、河川改修工事など、災害から身を守るための工事です。


水路は、水資源の運搬や灌漑のために利用される人工的な水路です。水路工事は、水路の掘削、護岸工事、水門工事など、私たちの生活を豊かにする為に必要です。


・防災施設

防潮堤は、津波から人や財産を守るために築造される構造物です。防潮堤工事は、防潮堤本体工事、護岸工事、河川改修工事など、災害から身を守るための工事です。


避難施設は、災害が発生した際に人々が避難するための施設です。避難施設工事は、避難所の建設、避難道路の整備、避難設備の設置など、いざとなった時に私たちの生活を一次的に保護してもらえます。


建築工事の用途

・居住施設

住宅は、人々の生活の場として最も基本的な居住施設です。

住宅工事には、新築や改築、増改築、リフォームなど、さまざまな工事があります。


新築住宅工事は、土地の取得から、基礎工事、躯体工事、外装工事、内装工事、設備工事まで、一連の工事を一括して請け負うケースが一般的です。

改築住宅工事や増改築住宅工事は、既存の住宅を一部または全面的に改修する工事です。

リフォーム住宅工事は、既存の住宅の機能やデザインを向上させるための工事です。


・業務施設

オフィスビルや商業施設は、人々の業務や商業活動の場として重要な役割を果たしています。業務施設工事には、新築や改築、増改築、リフォームなど、さまざまな工事があります。


新築オフィスビル工事や新築商業施設工事は、土地の取得から、基礎工事、躯体工事、外装工事、内装工事、設備工事まで、一連の工事を一括して請け負うケースが一般的です。

改築オフィスビル工事や改築商業施設工事は、既存の業務施設を一部または全面的に改修する工事です。

リフォームオフィスビル工事やリフォーム商業施設工事は、既存の業務施設の機能やデザインを向上させるための工事です。


・公共施設

学校や病院、行政施設などの公共施設は、人々の生活に欠かせない施設です。公共施設工事には、新築や改築、増改築、リフォームなど、さまざまな工事があります。


新築学校工事や新築病院工事、新築行政施設工事などは、土地の取得から、基礎工事、躯体工事、外装工事、内装工事、設備工事まで、一連の工事を一括して請け負うケースが一般的です。

改築学校工事や改築病院工事、改築行政施設工事などは、既存の公共施設を一部または全面的に改修する工事です。

リフォーム学校工事やリフォーム病院工事、リフォーム行政施設工事などは、既存の公共施設の機能やデザインを向上させるための工事です。


まとめ

土木工事と建築工事の違いを理解することで、両者の特徴や役割を正しく理解することができます。今回ご紹介した工法の他にもまだまだありますので、気になった方はご自身で調べてみるのも面白いですね。

土木工事では人々の生活や社会を支える基盤を築き、建築工事では人々の生活や社会に必要な施設を建設することができます。

人々の生活を支え、当たり前の日常を支えているのはこれらの工事のおかげと言っても過言ではありません。

自分の施行した現場が人々の生活を支えている瞬間を一緒に体験しませんか?


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