【群馬県伊勢崎市】工場 防油堤工事 

皆さんこんにちは。群馬県桐生市を拠点に、群馬県・埼玉県で土木工事、ご家庭の外構工事や公共工事を手がけている塚本建設です。


【工事概要】

場所:群馬県伊勢崎市

物件:工場

工事内容:防油堤工事


群馬県伊勢崎市のお客様のご依頼で防油堤の工事を行いました!

今回はその工事の事例を紹介いたします。


※防油堤とは?安全性と環境保護を両立する重要な設備

防油堤は、屋外タンクから漏れた燃料が外部に流出するのを防ぐために設置される構造物です。 地震や配管の破損などによる漏れ時でも、燃料を堤内に留めることで環境汚染や災害リスクを軽減します。 特に石油由来の燃料は自然環境への影響が大きいため、防油堤の設置は消防法などで義務付けられています。


-設置義務のルール

構造基準

防油堤は土または鉄筋コンクリートで作る必要があります。

容量はタンク容量の110%、複数タンクの場合は最大タンク容量の110%となります。

高さは0.5m以上、1mを超える場合は30mごとに階段を越える必要があります。

防油堤内には水抜き口を設け、雨水排出時のみ使用します。


設備基準

タンクには腐食防止のためさび止め塗装を施し、鋼板厚さは3.2mm以上とします。

通気管や避雷針も設置が必要です.


配管基準

配管には強度のある材質を用い、水圧実験で漏れがないことを確認します。

地震や地盤沈下に対応する支援物も必要です.


管理方法

定期的な点検で亀裂や破損を確認し、防油堤内に雨水が溜まっている場合は排出します。

不要なものを防油堤内に置かないでください注意します.


防油堤の設置基準や管理方法は自治体によって異なる場合があるため、詳細は消防署などへ確認することが推奨されます。



【施工写真】